概要
KALEIDO M10/M10S スナイパーコーヒーロースターSniper Mシリーズの中でも容量が大きい電気式焙煎機です。推奨投入量は300〜1000g、最大焙煎量は1200g。コーヒースタジオ、焙煎講習、カフェ、1kg前後のバッチを扱う方に向いています。
カーボンファイバー赤外線加熱、熱風循環、豆温・環境温度用の2本のプローブ、304ステンレス製パンチングドラム、横型トライヤー、石英ガラス窓、自動チャフ回収、内蔵排気、独立冷却を備えています。Smart、Pro、Dualから作業方法に合う仕様を選び、焙煎プロファイルの記録・比較・再現ができます。
製品情報
500g前後から1kgクラスの焙煎へ
M6/M6Sに比べ、M10/M10Sは推奨投入量を最大1000g、最大焙煎量を1200gまで拡大しながら、プロファイル確認、実豆のサンプリング、主要パラメーターの調整を行えます。カフェの店内焙煎、ブレンドや限定豆、スタジオでの検証、焙煎講習、同じレシピの繰り返し回数を減らしたい運用に向いています。
KALEIDO M10/M10Sコーヒーロースターの特徴
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推奨投入量:300〜1000g約500g〜1kgの日常的な焙煎に適し、最大焙煎量は1200gです。
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カーボンファイバー赤外線加熱と熱風循環:赤外線ヒーターは応答性の高い電熱源として働きます。密閉構造のM10Sは熱風循環を組み合わせ、豆への熱伝達と排気管理を補助します。
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304ステンレス製パンチングドラム:パンチング構造により、赤外線と循環熱風を豆に伝えながら、剥がれたチャフを回収部へ落とします。
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火力、風量、ドラム回転数の調整:豆の種類、密度、精製方法、投入量、目標プロファイルに合わせて主要パラメーターを調整できます。
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位置調整可能な2本の温度プローブ:豆温と環境温度を測定し、選択した制御システムでBT、ET、ROR、プロファイルの変化を確認できます。
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上部の投豆ホッパーとゲート:焙煎機を十分に予熱してから、生豆をまとめて投入します。
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横型トライヤーと石英ガラス観察窓:焙煎中には代表的なサンプルを採取し、サンプリング照明や観察窓を使って豆の色や焙煎の進行を評価できます。
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自動チャフコレクション:チャフは回収ドロワーに集まり、各バッチ後の点検と清掃をしやすくします。
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独立冷却:排出した豆は、独立した冷却ボックス/トレーで熱を逃がします。M10/M10Sの公開資料に記載された参考冷却時間は、仕様により約2〜5分です。
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内蔵の排煙構造:内部ファンと排気経路で煙を排気口へ導きます。ただし、焙煎中は煙やにおいが発生するため、十分な換気と適切な排気設備が必要です。
本体の主な構成部品
| 位置/部品 |
役割 |
| 上部投豆ホッパーとゲート |
予熱後、生豆は一度に投入され、ゲートで投豆経路を開閉します。 |
| 304ステンレス製パンチングドラム |
回転しながら豆を攪拌し、赤外線加熱と熱風循環を組み合わせます。剥がれたチャフは下部へ排出されます。 |
| 豆温/環境温度プローブ |
BTとETの値を選択した制御システムへ送り、プローブ位置は調整できます。 |
| 断熱パネル |
焙煎室の前面にあります。取扱説明書に従って開閉し、清掃前には本体が冷えて電源が切れていることを確認してください。 |
| 横型回転式トライヤー |
焙煎中には少量のコーヒー豆を取り出し、色や香り、焙煎の進行を確認します。 |
| サンプル照明と石英ガラス観察窓 |
ドラム内の豆色の変化と、取り出したサンプルの状態を確認しやすくします。 |
| 豆の排出ハンドルと冷却ボックス |
目標の焙煎度に達したら豆を排出し、独立した送風システムで冷却します。 |
| チャフ回収ドロワー |
焙煎中に落ちたチャフや細かな破片をまとめ、各バッチ後の清掃をしやすくします。 |
| 排煙ダクト |
煙を排気口へ導きます。設置場所に適した換気・排気設備は別途必要です。 |
3つの制御システムの選択肢
| バージョン |
主な操作方法 |
焙煎プロファイルとデータ |
おすすめのユーザー |
| Smart |
Kaleido専用タッチ操作画面 |
BT/ET/RORのリアルタイム表示、イベント記録、プロファイルの保存/読込、手動モードと対応する自動モード |
一体型タッチ操作で焙煎したい方 |
| Pro(Artisan) |
Artisanを使用するパソコン |
プロファイルの記録、解析、注釈、比較、および対応する制御機能 |
Artisanをすでに利用し、データ管理や独自ワークフローを重視する方 |
| Dual |
Kaleidoシステム + Artisan |
必要に応じて2つのワークフローを切り替え |
タッチ操作を残しながらArtisanも使いたい方 |
コントローラーの付属有無、接続方法、対応機器、2システムの切替方法は、制御基板、仕様、製造ロットによって異なります。注文した構成の資料をご確認ください。
リアルタイム表示から再現性のあるバッチへ
BT、ET、RORを確認
対応する制御システムが豆温、環境温度、RORをグラフ表示します。ひとつの温度だけに頼らず、豆色、香り、ハゼの反応も合わせて判断できます。
焙煎イベントを記録
投入、ボトム、乾燥終了、1ハゼ、2ハゼ、排出を記録し、バッチごとの時間、温度、設定変更を比較できます。
焙煎プロファイルを保存、読み込み、比較
焙煎後にプロファイルとバッチメモを保存できます。次回は過去のプロファイルを背景表示して手動で追従するか、対応する自動モードで主要設定の再現に利用できます。
その時の条件に合わせて手動調整
対応する自動モードでも、生豆、室温、投入量、実際のプロファイル変化に合わせて火力、風量、ドラム設定を手動で調整し、焙煎者の判断を反映できます。
投入から冷却までの流れ
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使用前の確認:電源、プラグ、換気、排気口を確認し、冷却ボックス、チャフ受け、断熱パネル、サンプラーも点検してください。
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予熱:ドラムと送風を作動させ、予熱温度を設定して、ドラムと焙煎室を十分に温めます。
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豆を投入:目標の予熱状態に達したら、制御システムで投入イベントを記録し、投豆ゲートを開きます。
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焙煎プロファイルを調整:豆温、環境温度、RORに応じて火力、風量、ドラム回転数を調整します。
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観察とイベント記録:トライヤー、観察窓、イベント記録を使い、ボトム、1ハゼ、デベロップメントなどの重要な段階を記録します。
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豆の排出と冷却:目標の焙煎度に達したら豆を排出し、加熱を止めて独立冷却を開始します。
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記録を保存:焙煎プロファイル、バッチデータ、カッピングノートを保存し、将来の比較、修正、再現のために使います。
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清掃:各バッチ後にチャフ受けを点検・清掃してください。念入りな清掃は、本体が完全に冷え、電源を切ってから行ってください。
この焙煎機が向いている方
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コーヒースタジオ:1バッチ約500g〜1kgを焙煎し、プロファイルを保存したい方。
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カフェ:店内焙煎、限定豆、レシピ検証、焙煎豆在庫の準備に。
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焙煎トレーニング:プロファイル、実豆のサンプリング、イベント記録、カッピング結果を組み合わせた指導に。
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小規模コーヒーブランド:比較的コンパクトな電気式焙煎機のまま、1バッチの生産量を増やしたい方。
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Artisanユーザー:ProまたはDualを選び、Artisanで焙煎データを管理したい方。
M1、M2、M6、M10の選び方
| モデル |
通常の焙煎量 |
主な用途 |
| M1/M1S |
推奨50〜150g、最大200g |
家庭での少量焙煎、練習、カッピング |
| M2/M2S |
推奨100〜350g、最大400g |
本格的なホームロースト、焙煎所、小規模な生産バッチ |
| M6/M6S |
推奨200〜600g、最大700g |
やや大きめのバッチ、焙煎講習、焙煎所、カフェでの少量焙煎 |
| M10/M10S |
推奨300〜1000g、最大1200g |
約1kgの生産バッチ、カフェ、焙煎所、小規模な焙煎豆生産 |
少量の生豆で練習回数を増やすなら、M1、M2、M6の方が柔軟です。日常の投入量が1kg前後になる場合や、同じレシピの繰り返し回数を減らしたい場合は、M10/M10Sが適しています。電源、排気、設置スペース、作業ペース、カッピング結果も合わせて検討してください。
製品仕様
| ブランド |
KALEIDO |
| シリーズ/モデル |
Sniper M10/M10S |
| 推奨焙煎量 |
300–1000g |
| 最大焙煎量 |
1200g |
| 旧M10マニュアル記載の参考毎時処理量 |
1時間あたり最大約4.8kgの生豆(参考値)。実際の処理量はプロファイル、投入量、作業手順によって異なります |
| 加熱システム |
カーボンファイバー赤外線加熱。M10Sの密閉仕様は熱風循環にも対応 |
| M10S 構造 |
密閉式豆室/負圧構造を採用したSealed仕様。世代は出荷ロットによって異なります |
| コントロール仕様 |
Smart/Pro(Artisan)/Dual |
| 操作モード |
手動操作。対応システムでは保存プロファイルの読込と自動モードを利用可能 |
| 焙煎プロファイルデータ |
BT、ET、ROR、イベント記録、プロファイルの保存/読込。機能は仕様により異なります |
| 温度モニタリング |
豆温・環境温度用の2本のプローブ。位置調整可能 |
| 主な調整項目 |
火力、風量、ドラム回転速度 |
| ドラム |
304ステンレス製パンチングドラム。回転数調整可能 |
| 豆の投入 |
上部投豆ホッパーとゲート |
| サンプリング/観察 |
横型回転式トライヤー、サンプル照明、石英ガラス観察窓 |
| チャフ処理 |
自動チャフ回収引き出し |
| 排気 |
内蔵排気経路。十分な換気と適切な排気設備が別途必要 |
| 冷却 |
独立式冷却ボックス/トレー。公開参考値は仕様により約2〜5分 |
| 現行M10Sの冷却ファン仕様 |
一部地域向け仕様では3と記載。実際の製造ロットを確認してください |
| 参考焙煎時間 |
公開参考値は仕様により約4〜15分。豆の種類、投入量、環境、プロファイルによって変わります |
| 旧M10マニュアル記載寸法 |
およそ 62 × 34 × 46 cm |
| 現行 M10S 参考寸法 |
約62 × 35 × 49 cm。実際の製造ロットを確認してください |
| 参考正味重量 |
約24kg。地域や製造ロットにより異なる場合があります |
| 参考梱包寸法/重量 |
約69 × 41 × 64 cm/37.5kg。実際の梱包を確認してください |
| 定格電圧/消費電力 |
注文した構成、付属資料、本体の銘板を確認してください 地域に合わせた電源仕様へ変更できるかは、注文後にカスタマーサービスへお問い合わせください。
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| 安全機能 |
ハードウェアマニュアルには漏電保護と、内部温度が上限に達した際の加熱停止が記載されています。構成は仕様により異なります |
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並行輸入品 |
仕様、制御システム、接続方法、操作画面の言語、本体寸法、冷却ボックス、プラグ、付属品は仕様や製造ロットにより異なります。注文時に選択した構成と、納品された実機をご確認ください。
よくある質問
1バッチにどのくらい焙煎できますか?
推奨投入量は300〜1000g、最大焙煎量は1200gです。生豆の密度や含水率、周囲環境、目標プロファイルによって結果は変わります。再現性を重視する場合、最大容量を日常の標準投入量にしないでください。
M10/M10Sは初心者に向いていますか?
Smart仕様は一体型タッチパネルで操作でき、手順を組み立てやすい一方、1kgに近い投入量、多数の調整項目、大きな電源容量、排気設備には経験が必要です。初回は取扱説明書を確認し、控えめな投入量からプロファイルを作成してください。
Smart仕様ではどのようなデータを記録できますか?
対応するKaleidoシステムでは、豆温、環境温度、RORの表示、投入、ターニングポイント、1ハゼ、2ハゼ、排出などのイベント記録、過去プロファイルの保存/読込ができます。機能はソフトウェアと制御基板の仕様によって異なります。
Artisanに対応する仕様はどれですか?
Pro版とDual版はArtisanのワークフローを提供します。スマートは主にKaleido専用のシステムを使います。USB、Bluetooth、対応パソコン、ドライバーの要件は制御基板のバージョンによって異なります。購入前に選択した設定を必ず確認してください。
ProとDualの違いは何ですか?
ProはArtisanを中心に使用し、DualはKaleido専用システムとArtisanの両方に対応します。2つのシステムを同時接続できるか、コントローラーをどのように接続するかは制御基板によって異なるため、該当ロットの資料に従ってください。
内蔵排気があれば煙はまったく出ませんか?
いいえ。内蔵構造は煙をひとつの排気口へ導くためのもので、焙煎中の煙、におい、チャフをなくすものではありません。換気の良い場所で、焙煎量と設置環境に合う排気設備を使用してください。
冷却にはどのくらいかかりますか?
M10/M10Sの公開資料に記載された参考冷却時間は約2〜5分です。実際の冷却時間は、投入量、室温、冷却ボックスの仕様、ファン数、風量、清掃状態によって変わります。
1バッチの焙煎時間はどのくらいですか?
仕様ごとの公開参考値は約4〜15分です。豆の種類、投入量、予熱、目標焙煎度、プロファイル設計によって時間は変わるため、分数だけで焙煎の完了を判断しないでください。
連続して焙煎できますか?
独立冷却式のため、排出した豆を冷却しながら焙煎室を次のバッチに向けて準備できます。連続運転は、取扱説明書に従い、電源、排気、本体温度、バッチごとの清掃条件を守って行ってください。
日常的にどこを清掃すればよいですか?
各バッチ後にチャフ受けを点検・清掃してください。本体が完全に冷え、電源プラグを抜いてから、ドラム、断熱部、冷却ボックスに残ったチャフ、粉じん、平たい豆、割れ豆を取り除きます。通電中や高温時に背面カバーを開けないでください。
家庭や一般的なカフェの電気回路をそのまま使えますか?
他地域の商品ページだけで判断しないでください。仕様によって電圧、消費電力、プラグ、回路要件が大きく異なるため、本体の銘板と付属資料を確認してください。不明な場合は、有資格の電気工事士に設置場所の電気回路と排気設備の確認を依頼してください。
付属品には何が含まれますか?
コントローラー、接続ケーブル、排気用付属品、プラグ、工具などの同梱物は、Smart、Pro、Dualの構成、制御基板、製造ロットによって異なります。選択したSKUの梱包明細をご確認ください。
ご使用前の注意
- 使用前に該当バージョンの取扱説明書を読み、本体の銘板、電圧、消費電力、プラグおよび設置場所の電気回路を確認してください。
- 換気の良い場所で、可燃物から離して使用してください。排気口をふさがず、内蔵排気があっても無煙にはならないことに注意してください。
- 豆を排出した後も冷却を続けてください。ハードウェアマニュアルでは、豆温が50°Cを下回るまで該当機能を運転するよう案内しています。実際の操作は、該当仕様の取扱説明書に従ってください。
- 各バッチ後にチャフ回収部を清掃してください。本体が熱い間や通電中は、背面カバーを開けたり部品を分解したりしないでください。
- 本体、ドラム、断熱板、排気口は使用中に高温になります。取扱説明書と設置条件に従い、安全な間隔を確保してください。