自然の横光の中に並ぶ Sharing Cup シリーズのカップ。表紙の文字:コーヒーとお茶、カップは分ける?

コーヒーとお茶を同じカップで飲むなら、分けるかどうかはどう決める?

朝のコーヒーを飲み終えて、午後はお茶を淹れたい。カップはまだテーブルの上。洗ってそのまま使うか、もう一つ出すか。使う道具を減らしたい気持ちも、お茶を飲む間ずっとコーヒーの残り香を気にしたくない気持ちも、どちらもよく分かります。

実際にフォーラムでも、「お茶やコーヒーを飲むたびにきれいなカップに替える? それとも一日中同じものを使う?」という質問がありました。その議論では共用する人も、残り香を気にして分ける人もいます。個人の経験からすべてのカップに結論は出せませんが、選ぶときの大事な問いが見えます。洗った後も、そのカップで次の飲み物を飲みたいと思えるでしょうか。

まずは手持ちのカップに合った洗い方を

カップを手に取り、内側で飲み物に触れる部分の素材と、メーカーのお手入れ方法を確認してください。外側に釉薬があるかどうかだけでは、内側の仕上げは分かりません。情報がはっきりしなければ、作り手に直接尋ねることもできます。

洗い方はカップごとに確認しましょう。例えば、KINTO の磁器製品のお手入れ方法では、個々の商品説明を参照し、手洗いでは研磨剤入りの洗剤やスチールウールを避けるよう案内しています。Sharing Cup は手洗いをおすすめし、急冷・急加熱を避けるようご案内しています。購入前に普段のお手入れも考えておくと、買ってから不便に気づくことを減らせます。

木のコースターに置いた Sharing Cup M Size 暮山紫。後ろにコーヒーサーバーと電子スケールがある
M Size 暮山紫の内側と飲み口。背景にはコーヒー器具があり、以前テーブルで撮影した写真です。

そのカップの指示どおりに洗い、十分にすすいで乾かしても、においが気になる場合は、普段飲む水を入れて、好ましくないにおいがするか確かめてみてください。共用を続けたいか判断する手がかりになります。ただし、においがしないことは、衛生上の安全性を検査で確認したことにはなりません。

指示どおりにお手入れしても使い心地が合わなければ、メーカーに適切な対処法を尋ねるか、手持ちの別のカップを使いましょう。共用するために、使用できると確認されていない煮沸や薬品による洗浄を無理に行わないでください。

茶葉をカップに直接入れますか?

残り香の問題がなくても、コーヒーとお茶ではカップの使い方が違うことがあります。

ポットで淹れたお茶をカップに注ぐなら、主に考えるのは一度に飲みたい量と、注ぎ足す手間をかけたいかどうかです。茶葉やティーバッグをカップに直接入れるなら、もう少し確認が必要です。茶こしは適切に収まるか。時間になったら取り出しやすいか。取り出したティーバッグをどこに置くか。

カップにどの役割を任せますか?

お茶はすでに淹れてある

別の器具で淹れる → 茶葉を分ける → 飲むカップに注ぐ

飲む量、持ち方、洗い方を確認。

カップの中で直接淹れる

茶葉/ティーバッグを入れる → 浸す → 茶葉/ティーバッグを取り出す → 飲む

茶こし、取り出し方、ティーバッグの置き場所も確認。

カップはお茶を注いで飲むためのものか、それとも茶葉を浸して取り出す役割も担うのか、まず整理しましょう。

普段お茶を淹れる一連の動作を、最後まで思い浮かべてみてください。別のカップが必要なのは、茶こしに合い、出し入れしやすいからかもしれません。容量を増やすだけでは、目の前の不便が解消するとは限りません。一杯の量で迷っているなら、小口で味わうときと日常のお茶で選ぶ容量もご覧ください。

カップを分けるかは、何がまだ不便かで決める

今の状況 まずできること 受け入れる必要がある点
指示どおりに洗えば、コーヒーにもお茶にも使いやすい 今のカップを引き続き共用する 飲み物を替えるときには、洗う時間が必要
使いやすいカップだが、忙しいとすぐには洗えない 家にある二つのカップを交互に使う テーブルや収納にもう少し場所が必要
お手入れ、持ち方、カップで直接淹れる動作が習慣に合わない その不便に合わせて別のカップを探す 新しいカップがその必要を本当に満たすか、先に確かめる

飲み物ごとに専用カップを用意する必要はありませんし、道具を減らすために毎日の不便を我慢する必要もありません。洗いやすく、気持ちよく飲めるなら、それは続けたい使い方です。

お茶を先に淹れて少しずつ注ぐ習慣があり、手洗いも苦にならない方は、Sharing Cup のさまざまなカップ形状をご覧ください。今いちばん必要なのがカップで直接淹れることや手持ちの茶こしとの組み合わせなら、まず寸法と出し入れの方法を確かめてから、使うカップを決めましょう。